バレンタインにチョコはいらないから、酒を奢ってくれないだろうか。
いよいよバレンタインデーがやってくる!!
どきどき。
新しい恋が始まるスーパーイベント!!
どきどき。
なんて思っていたのはいつまでだっただろうか。
「学校にチョコは持ってきちゃいけません」と先生に言われながらも、見つからないようにひっそりと好きな男の子の机もしくはロッカーに入れる。
そして先生もなんだかんだで黙認。(むしろ自分にもくれないかな、なんて思っていた先生を私は知っている)
両想いになれるかな・・・可愛らしい恋心が小さな胸でぷくぷくと膨らむ。
男子勢は「誰かからもらえるんだろうか」と不安になりながら、ライバルたちの様子に目を凝らす。ある種、殺伐とした空気だったかもしれない。
そんな思春期の記憶を思い返してみながら、現在の自身のチョコレート事情に目を向けてみる。
実は、私はそんなにチョコが好きじゃない。
昔は好きだったけれど、酒を覚え煙草を覚えどんどん夜の世界を知っていくにつれ、気が付けばそんなに好きじゃなくなっていた。
ウイスキーとよく合うとされているが、私はむしろチーズを食べたい。(ワインかよ)
また、チョコレートを食べる快感はキスで得られる快感の4倍という研究がある。
まあ、脳が興奮するという面では一緒なんだろうけど。
正直そんなんで性欲が満たされるなら風俗じゃんじゃん潰れてるわ。
俺も我慢してチョコ食べるわ。
というか、もはやバレンタインデーにチョコを渡さなくてもいいのではないか。
チョコが好きな人にはチョコを渡せばいいと思うが、糖質を気にしているとか舌に合わないとかそういう人には違うものを渡してもいいのではないか。
アーモンドアレルギーの人にをうっかりアーモンド入りのチョコを渡して拒否されるといったようなリスクもなくなるし、一緒に飲みに行って、「バレンタインデーだから」と、少し多く出してみる方が関係性の発展にも繋がるのではないか。
とまあバレンタインデーの持論を述べてみたのだが、やはり貰えないよりも貰えた方が嬉しいのは確かである。
そのあとの処理に困るだけであって、「〇〇個貰った!」というのは男としてのステータスであることには間違いないのだから。
なんてことを言っている時点で、あいつにあげても無駄だからと義理チョコさえ貰えないという事態は目に見えている。くそ、ちょっと寂しいぞ。
はい、そんな具合でこんな廃れたブログを読んでしまった皆さま方に、おすすめのお口直しを紹介しよう。
映画『バレンタインデー』。ロサンゼルスを舞台に繰り広げられる恋愛群像劇だ。
アン・ハサウェイ、ジュリア・ロバーツ、アシュトン・カッチャーなど豪華俳優陣を迎えた、ハートフルストーリー。様々なキャラクターが出てくるため、一番感情移入できる人物を見つけて鑑賞してみると楽しい。
以上、【今週のお題「チョコレート」】ということで、バレンタインデーについて綴ってみた。みなさま、素敵なバレンタインを。
(私も生徒から貰えないかとこっそり期待している)